開催趣旨
大会会長 弘内 英一郎

 「法人会 全国青年の集い」は、第1回仙台大会から第30回北海道大会まで全国の青年部会員が一同に集う場として毎年開催されてきました。第31回大会という次の節目に向かう最初の大会をこの高知で開催できることは大きな喜びと共に誇りであります。
 法人会は税のオピニオンリーダーたる経営者の団体として租税の理解、望ましい税制・財政のあり方の提言、納税意識の高揚と税知識の普及啓蒙に努めることを責務としています。その一環として私たち青年部会は、国や地域社会に貢献するという大きな志のもと、次代を担っていく子どもたちに税の役割や大切さを伝えるべく、租税教育活動に取り組んでまいりました。今後は、私たち自身が税の使い道についてより深く学び、子どもたちと共に日本の将来を考えることを通じて、租税教育活動をさらに進化させていく必要があります。
 また、租税教育活動はもとより、青年部会の事業活動全体をさらに充実させていくためにも、全国青年の集いで行われる各プログラムにおいて、互いの活動を知り、情報交換を活発に行い、青年部会の将来について議論することがこれまで以上に重要となってきています。大会参加による貴重な経験は、部会員同士の友情や信頼という絆を育むだけでなく、部会員一人ひとりに志の高まりをもたらせ、その後の青年部会活動にプラスに作用することは間違いありません。
 四国高知は、四国遍路という文化やおせったいというおもてなしの心が息づく歴史とつながりを大切にする土地です。東西に長い海岸線には黒潮が着岸し、また、森林面積が県土の84%を占めることから、海・山・川の幸が豊富で、その食材を活かした様々な魅力ある郷土料理が創り出されています。このような高知の地で開催される大会が実り多きものとなるよう、県内6単位会と熱い友情と絆で結ばれた愛媛・香川・徳島のメンバーの力を結集し、「四国はひとつ」を合言葉に「一体感」を持って運営してまいります。

未来へ 継(つな)ぐ絆「志国(しこく)高知」

 この大会スローガンを掲げて、大政奉還後150年という節目の年に開催される高知大会。坂本龍馬をはじめとする幕末の志士たちの志が新たな時代を切り拓いたように、参加された部会員の熱い「絆」と高い「志」を、こころざしの国「志(し)国(こく) 高知」においてより強固なものにするとともに、第1回大会から積み上げてきた多くの成果をさらに発展させ、それを全国の各地域に持ち帰り「未来へと継(つな)いでいただく」ことを目指してまいります。そのことによって、それぞれの地域での青年部会活動がよりすばらしいものとなり、さらに「国と社会の繁栄に貢献する」という法人会の理念の実現につながっていくことを信じて、本大会を開催いたします。

大会会長 弘内 英一郎